出産時は個室か大部屋どっち?費用とサービスの差で考えてみた

20190123-baby12

妊娠後期になると、出産まで残りわずか。わが子に会える日がいまかいまかと待ち遠しいですね。

そして、そろそろ出産時のお部屋のことが気になってくる頃ではありませんか?

妊娠・出産・子育てには大きな出費がともないますから、ママやパパは出産時のお部屋の違いによる費用のことも気になりますよね。

 

そして、とくにこれから出産を控えているプレママさんや、一人目を出産予定の新米ママさんは、出産のとき、個室が良いか大部屋が良いか迷うこともあると思います。

ここでは、そんなお悩みをお持ちのプレママさんや新米ママさんに、出産のときは個室が良いのか、それとも大部屋が良いのか、費用やサービスの差から考えてみました。

 

スポンサーリンク

 

 

出産で大切なこと

まずはじめに、出産をするにあたって知っておきたい、出産費用や出産場所の選び方についてご説明していきます。

 

出産にかかる費用について

1x1.trans - 出産時は個室か大部屋どっち?費用とサービスの差で考えてみた

みなさんは、出産にはいくらかかると思いますか?出産時にかかる費用は、病院やその地域、出産方法によって様々ですが、公益社団法人 国民健康保険中央会が公表している平成28年度の正常分娩の場合の全国の平均的な出産費用は、約51万円です。

 

この金額はあくまで参考で、先ほども述べたように、出産が、『自然分娩か帝王切開か』『個室か大部屋か』、『個人病院か総合病院か』そして『入院日数』によっても、その費用は変わってきます。

 

ですが安心してください。出産前に事前に病院に確認をしたら、おおよその費用は教えてくれますし、ママが安心して出産に臨めるように、出産時にお金が戻ってくる『出産育児一時金』という制度もあります。

子どもが生まれたときは出産育児一時金が受けられます。

出産育児一時金は、被保険者及びその被扶養者が出産された時に協会けんぽへ申請されると1児につき42万円が支給されます。(産科医療補償制度に加入されていない医療機関等で出産された場合は39万円(平成27年1月1日以降の出産は40.4万円)となります。)

※多胎児を出産したときは、胎児数分だけ支給されます。

引用元:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat315/sb3080/r145 より一部抜粋

 

 

 

出産育児一時金の受け取り方にはいくつかパターンがあります。その中の、健康保険から直接病院にお金が払われる「直接支払制度」を利用すると、退院時には42万円を超えた分だけの支払いとなります。出産費用が42万円に満たなかったときには、後日健康保険に申請すると、差額が戻ってきます。

 

 

産む場所はどうやって決めるの?

1x1.trans - 出産時は個室か大部屋どっち?費用とサービスの差で考えてみた

多くのママが、産む場所は自分で選ぶことができます。しかし、中には、妊娠の経過や、母体と赤ちゃんの状況によって、医師の指導のもと、産院を決めるママもいることでしょう。

そのどちらにしても、出産をする場所を選ぶことはとても大切です。よく調べ、よく考えて、自分に合った施設を選びましょう。

 

 

それでは、出産場所はどんなところがあるのか見ていきましょう。

 

  • 総合病院

『トラブルがある場合は、より安心』

産婦人科以外の科もあるので、持病がある妊婦さんなど、産科と他科が連携して健康管理をしてくれるので安心。小児科が併設されていれば、赤ちゃんにトラブルがあったときの対応もすみやか。複数の産科医がいるので、お産のとき、どの医師が担当になるかはわかりません。

 

  • 大学病院・周産期センター

『医療技術、設備、スタッフが充実』

医療技術が高く、設備もスタッフも充実しているため、緊急時の対応がしやすいのがメリット。早産で生まれた場合に必要なケアが受けられる新生児特定集中治療室(NICU)があることも。健診に時間がかかることが多く、大学病院では研修生が立ち会うこともあります。

 

  • 産科専門病院・診療所

『医師との信頼関係が築きやすい』

妊娠中から産後まで1人の医師が診ることが多いので、信頼関係が築きやすいのがメリット。入院室の設備、食事が充実している、マタニティ用の各教室を準備しているところも。扱うお産スタイルは、施設によってさまざま。院内だけでは、急なトラブルに対応できないことも。

 

  • 助産院

『リラックスした雰囲気でお産ができる』

助産師から妊娠中の生活やお産へのこまやかな指導が受けられます。アットホームな雰囲気の中でリラックスしてお産ができるのもメリット。しかし助産師は医療処置ができないので、リスクのあるお産はできず、トラブルが発生したら提携病院への転院や搬送が必要になります。

はじめてママ&パパの妊娠・出産 Pre-mo特別編集 主婦の友社 より一部抜粋

 

 

多くの場合、産院はママの希望で選ぶと思いますが、その際、『何を重視するのか』を具体的に考えましょう。

 

「立ち会い出産をしたい」「できるだけ自然に産みたい」「無痛分娩がいい」「産まれたらすぐカンガルーケアをしたい」など、希望を具体的にあげていくと、施設が絞りやすくなります。

 

 

産院選び~私の場合~

私の場合、地元の個人病院の産婦人科で妊娠が認められました。しかし、私は妊娠前から婦人科系の疾患があったので、個人病院での出産にはリスクがともなうと言われ、総合病院での出産を勧められました。そして、妊娠34週目から総合病院の産婦人科にかかりました。

 

私は、婦人科系の疾患で産婦人科に通院している最中に妊娠が判りました。そのため、「しっかり設備が整った病院で産みたい」というのが、私が産院を決める上での第一条件でした。それもあって、私の場合、産院を選んだり、紹介された病院と他の病院を比較したりすることはありませんでした。

 

今思うと、病院の選び方が少しさみしい気もしますが、私は妊娠が判ったときにはもうつわりが始まっていたので、正直そんな余裕はなかったですし、娘が無事に生まれてきてくれたので、何も後悔はしていません。

 

 

あとから、個人病院で同じ時期に出産した友達に「退院前にフットマッサージがあったよー」「今日お祝い膳が出たよー」なんて聞いて、「いいなぁ」と思ったりはしましたが、、、

 

スポンサーリンク

 

出産時は、個室?大部屋?どちらがいいの?

1x1.trans - 出産時は個室か大部屋どっち?費用とサービスの差で考えてみた

産院を選んだら、次はいよいよ出産時のお部屋です。産院の中には、個室しかないという個人病院もあるでしょう。しかし、大抵の病院では、個室と大部屋の両方があると思います。

ここでは、個室と大部屋を費用とサービスの面から比較する前に、単純に個室と大部屋のメリットとデメリットについて考えてみました。

 

個室のメリットとデメリット

はじめに、個室のメリットとデメリットについて考えてみます。

 

メリット
  • 赤ちゃんが泣いてもまわりに気を遣わなくていい
  • 来客があってもまわりに気を遣わなくていい
  • 家族でゆっくり過ごせる
  • 身だしなみに気を使わなくてもいい
  • 一人でリラックスできる
  • 産後は何かとピリピリしているから一人が気楽
  • トイレ付き個室だと、トイレが近くて助かる
  • 産後の情緒不安定な姿を人に見られなくて済む

 

デメリット
  • 人との交流がほぼない
  • 一人の時間が長い分、今後の育児のことなどを考えると不安になる

 

産後は、女性ホルモンのバランスが崩れて情緒不安定になったり、些細なことでナーバスになりがちです。そんなときは、個室だと人目を気にせずに泣いたり、取り乱しても、赤ちゃんのお世話をする以外はゆっくり過ごすことができます。

 

産後、自分のペースを崩されたくないという人には、個室がおすすめです。

 

大部屋のメリットとデメリットについて

次に、大部屋のメリットとデメリットについて考えてみます。

 

大部屋のメリット
  • 個室より費用が安い
  • ママ友ができるかもしれない
  • 話し相手がいる
  • 仲間がいる安心感でお産への不安が和らぐ
  • 他のママさんのお世話を参考にできる

 

大部屋のデメリット
  • 赤ちゃんが泣いたらまわりに気を遣う
  • 来客があったときにまわりに気を遣う
  • 部屋の室温などを勝手に変えられない
  • 他人の生活音が気になる
  • 他の赤ちゃんの泣き声が気になって眠れない
  • 産後の後陣痛や、帝王切開の傷跡が痛くてつらいのに、黙って耐えるしかない

 

産後の傷口の痛みなどは、自然分娩か帝王切開かにもよりますが、どちらで産んだとしても、出産後2~3日は後陣痛という子宮の収縮による陣痛のような痛みがあったりして、まだまだママのからだは回復していません。

 

そのため、産後の痛んだからだを静かにゆっくり回復させたいという方には、大部屋だと他人に気を遣ってストレスを感じることもあるかもしれません。

しかし、大部屋だと常に誰かと一緒で、寂しさや孤独を感じるヒマはないという利点もあります。明るく賑やかな方が好きだという方には、大部屋が向いているでしょう。

 

個室か大部屋かを選ぶときには、費用やサービスの面だけでなく、上記のような個室と大部屋それぞれのメリット・デメリットもポイントになりそうですね。

 

しかし、出産経験のあるママの中には、「個室が良かったけど病院の都合で大部屋になった」「大部屋が良かったけど空いていなくて個室になった」など、結果的に希望に沿わないお部屋になったケースもあるようです。

 

 

私が出産した時のお部屋について

私は、産後自分のペースで赤ちゃんのお世話がしたかったことや、精神的にも一人でゆっくりする時間がほしかったので、出産のときは個室を希望しました。

と言っても、私が紹介された産院は総合病院だったので、個室も空いていないと入れません。当日まで、「本当に個室に入れるかな」と少しドキドキしていました。

 

 

そして、実際に入院したのは、個室は個室でも特別室というお値段が高い個室でした。

「空いたら個室に移動させてください」とお願いしていたので、出産当日の朝に個室に移動させてもらうことができました。

 

私の出産した病院には、個室もAタイプ(トイレ・シャワー付き)とBタイプ(トイレのみ)があり、こちらも選べませんでした。私はBタイプの個室に9日間入院しました。

 

 

また、これは私のミスですが、私は事前に「いつから母子同室なのか」という確認をするのを忘れていました。出産直後、帝王切開の麻酔でボーっとした頭で「あーお部屋に赤ちゃんがいる」と思った記憶があります。そのときに、「さっそく今日から赤ちゃんと一緒のお部屋なのか!」と、不覚にも少し動揺してしまいました。

 

 

 

出産直後の赤ちゃんのお世話が気になる方は、『いつから母子同室なのか』『母子同室の場合、しんどくなったら一時預かりなどはあるのか』など、事前に産院に確認しておきましょう!

今でも私は、個室で良かったと思っています。その理由は、主に以下の8つです。

  • 赤ちゃんが泣いても人に気を遣わなくてよかった
  • 来客があっても他の人に気を遣わなくてよかった
  • 自分のペースでお世話ができた
  • 部屋にトイレが付いていたので、すぐに行けた
  • そこまで身だしなみに気を使わなくてよかった
  • 帝王切開の後の傷口の痛みが辛かったので、一人になりたかった
  • 赤ちゃんのお世話は大変だけど、気持ち的には一人でゆったりと過ごせた
  • 夜中に不安になったとき、夫に電話ができた

 

これは私の感想ですが、個室の方が、他のママさんや赤ちゃんに気を遣うことなく、ゆっくりマイペースでお世話ができると思います。プライベートが守られる分、大部屋よりも費用はかかりますが、そんなときのための出産育児一時金もありますし、退院後の終わりのない育児のことを考えると、少しでも個室でゆっくりできたことが、救いにもなりました。

 

 

ですが、こればかりはママの性格にもよると思います。

気持ちの面でも、退院後はゆっくりできる時間は当分の間持てないと思いますので、赤ちゃんのお世話をするプロたちがいる病院では、個室にしろ大部屋にしろ、ママは自分がリラックスして過ごせるお部屋を選びましょう。

 

自分に合ったタイプのお部屋を選ぶことが、一番大切です。

 

 

  • 自分のペースを崩されたくないという人には、個室がおすすめです
  • 明るく賑やかなほうが良いという人には、大部屋がおすすめです
  • 個室・大部屋ともにメリットとデメリットがあります
  • 一番大切なのは、自分に合ったタイプのお部屋を選ぶことです

 

出産時は個室か大部屋か。~費用の面から考えてみた~

1x1.trans - 出産時は個室か大部屋どっち?費用とサービスの差で考えてみた

個室の有無や費用は病院によって違います。ですが、一般的に、個室の方が大部屋よりも費用が高くなります。これは、差額ベッド代によるものです。

差額ベッド代とは

差額ベッド代とは、実際に入院をする部屋(病室)によって、1日ごとにかかる料金のことです。この価格は、無料となる大部屋から高額となる個室まで、病院によって設定はさまざまとなります。ですから、どの部屋に入院するかによって、1日あたり0円から数万円までの差が生じることになるのです。

病室の選択は、本人の同意を取ることになっていますので、勝手に差額ベッド代が発生する部屋に入院させられることは基本的にありません。

引用元:https://www.hokepon.com/column/hospital_charges.html より一部抜粋

 

 

ここでは、『個室か大部屋、どちらが良いか?』について、かかる費用の違いから考えてみました。

 

 

産院による費用の違いについて

『個室か大部屋、どちらが良いか?』を考える前に、出産する場所によってもその費用が変わってくることをご存知ですか?

産院は、個人病院や総合病院、大学病院、助産院など様々です。妊娠の経過や母体と赤ちゃんの状態によって、出産場所は決まりますが、基本的にはママの希望で産院を選ぶことができます。

 

『個人病院での出産』

一般的な相場でみると大体“40万~60万円”。入院の設備によって料金の差が生まれます。

(中略)

『総合病院での出産』

かかる費用の相場は大体“35万~45万円”。

(中略)

「助産院での出産」

かかる費用の相場は大体“25万~40万円”。

(中略)

引用元:http://maternity-hoken.com/hiyou.html より一部抜粋

 

出産にかかる費用は、産院の違いによりこれだけの差があるのですね。

 

 

私の体験談~出産時の個室の費用~

先ほども述べましたが、私は出産時、個室を希望していましたが、入院当日は個室が空いておらず、特別室になってしまいました。でも出産当日、たまたま個室が空いてそちらに移動させてもらうことができました。事前に、「個室が空いていなかったら大部屋になります」という説明はありましたが、まさか特別室だとは思いもしませんでした。そうです、特別室は高いのです!

 

参考までに、私が入院していた総合病院の部屋別の料金と、入院中にかかった部屋代の合計をご紹介します。

 

私が出産した総合病院の部屋別料金

部屋代 金額
個室A(トイレ・シャワー付き) 5,000円+税
個室B(トイレのみ) 4,000円+税
特別室 15,000円+税
大部屋 無料

 

 

私が入院中にかかった部屋代の合計

部屋タイプ 入院日数 金額 部屋代
特別室 2日 15,000円 30,000円
個室B(トイレのみ) 7日 4,000円 28,000円

 

 

部屋代は、入院日数×金額で算出します。私の場合、個室を希望した結果、初日は個室が空いておらず、2日間は特別室になりました(実際、特別室に泊まったのは1日だけでしたが、翌日の朝移動しても、‘部屋に滞在したのが2日間’ということで、日数は2日で計算されるそうです。)。結果的に、個室費用は9日間の入院で合計58,000円になりました。

 

これが、大部屋だった場合、私の出産した病院では大部屋は無料なので、部屋代がかからなかったのかと思うと、個室にしてしまい、費用の面では少し惜しい気もしました。

 

 

余談ですが、分娩や出産にかかる費用は健康保険が使えません。しかし、出産の途中で医療処置が必要になったり、普通分娩の途中で帝王切開に切り替わったりした場合には、治療の対象となるため、健康保険が適用されます。

 

 

私の場合も、予定帝王切開だったので、保険が適応されました。私はコープの女性特約がついた医療保険に入っていたので、産後に申請をして保険がおりました。その結果、出産で多少戻ってくるお金がありました。

 

 

 

出産時は個室か大部屋か。~サービスの面から考えてみた~

1x1.trans - 出産時は個室か大部屋どっち?費用とサービスの差で考えてみた

個室と大部屋の違いは、費用のほかにサービスの差もあるのでしょうか?

ここからは、個室と大部屋を、サービスの面からその違いについて考えてみます。

サービスといっても、室内の設備や出産後の精神面のケア、体調面のケアまで幅広くあります。

 

私が出産した総合病院は、市民病院だったこともあり、個室だからといって精神的なケアや体調面のケアが大部屋の方と異なることはなかったと思います。

 

 

サービスの差があったとすれば、室内の設備の差くらいでしょうか。個室の場合、「部屋にトイレやシャワーが付いている」「来客用のソファがある」そして、「完全にプライベートな空間で過ごせる」ことがあげられます。

 

むしろ、サービスの違いは、『個室か大部屋か』よりも、総合病院か個人病院か、または助産院かの『産院の違い』による方が大きいように思います。

ここからは、ちょっと番外編で、サービス面でとくに優れている個人病院について少しご紹介します。

 

 

入院中のサービスに違いはあるの?~個人病院の場合~

個人病院で出産したママからまず聞こえてくるのは、「食事が美味しかった」ということ。入院中の食事はママにとって楽しみの一つですよね。食事が美味しかったらテンションもあがります。お祝い膳に、和食かフレンチのフルコースを選べたなんて話も聞いたことがあります。

 

個人病院の中には、ホテルのような設備に食事、産後のママのエステやマッサージを提供しているところもあります。また、家族が泊まれる部屋があるなど、アメニティやサービスにも産院により差があります。

 

しかし、その分費用は高くなります。

 

 

このように、産院も他の病院との差別化をはかるために、院内の設備や産前産後のからだや心のケアには、病院によってかなり違いがあります。各病院のホームページやクチコミなども参考にして、費用や出産のリスクなどとも併せて、どこの病院にするか検討してください。

 

 

『出産』という大イベントを控えたプレママさんや、大きな仕事を成し遂げたママさんが、頑張った自分にご褒美をあげたい気持ちは、私自身よくわかります。産後は育児で大変ですから、出産のときくらい、サービス面が充実している個人病院で、ママの希望に沿ったお産ができると良いですね。

 

 

まとめ

これから出産を控えているあなたにとって、快適なお産となるように、この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

 

 

スポンサーリンク

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
お時間があれば他の記事も読んでみてくださいね!